長野県松本広域圏である朝日村の こども絵画・工作アトリエ ユモレスクにてオープンアトリエ(体験会)を4月2日にも開催しました!
追加を重ねまして、全5回のオープンアトリエにはたくさんのこども達がアトリエに遊びに来てくれましたよ
みんなそうでしたが、はじめての場所、空間に来ているので、アトリエに来てすぐは少し緊張している様子でしたね。
しかしだんだんと手を動かしていくうちに、緊張よりもじわりじわりと”楽しい”という表情に変わっていくのがこちらにも伝わってきて、とってもうれしかったです!
前回にひきつづき、4月2日の様子もシェアしたいと思います!
小学生向けクラスの様子
4月2日に開催した小学生向けクラスの体験会は、3月の回のキャンセル待ちをしていただいた方がほとんどで…お待ちいただいたみなさん、本当にありがとうございました!!
当日参加してくれたのは、新1年生〜新4年生までの男女さまざまなこども達。兄妹での参加も何組かありました。
3月の回と同様に、クレヨンを削って溶かして、絵の具のような色の混ざり合いをつくる表現技法を紹介しました。
紙の上に自分で色の配置や組み合わせをデザインし、アイロンの熱でゆっくりと色が溶けて混ざっていく様子を見て、こども達は「わーっ!!」と声をもらしながら、興味深そうに見つめていました。
※アイロンを使った作業は危ないので私が行いました
中学生クラスと同様に、紹介した技法をこども達が試してみた後には、どうやって作品へ応用していくか?のバリエーションを実際のサンプルや参考図書の絵本を用いて紹介しました。
その先は、それぞれ自由に好きな形に仕上げていきます!
クレヨンを溶かした素材でとてもきれいな色面を描いていたり、
キラキラのパーツを組み合わせてかわいいステッキを作ってみたり、
ぬいぐるみをくっつけてみたり!
(アトリエには自由に使っていい材料コーナーがあります。そこにたまたまぬいぐるみが置いてあったのを見つけ、喜んでいました)
木の素材を組み合わせながら、「うーん」と困った様子だったので声をかけてみると、絵を立てかけるフレームのようなものを立たせたいけれどパタリと倒れてしまう、と。
どうやったら立てられるかな?と、一生懸命自分で考えながら作ることはとても素敵です!
その場にある材料でどうやったらできるか?をわたしも一緒に考えて、最後には自立できるフレームができましたね!(できたところの写真は撮り忘れました…)
その一方で、今回もみんなに紹介したこととは別のことで、マイペースに自分の創作をしている子もいました。もちろんそれもOKです。
みんなが同じことをしなければいけない訳ではありません
おもしろいな〜と思ったのは、色鉛筆をわしづかみにしてグリグリとドローイングをする動きです!
たくさんの色を一気にまとめて、でも思うがままに。
自分の感じたままにsponteniousに、呼応するように線を描くのがドローイングです。
大人になると無意識に手を動かすことなどは逆に考えてしまって難しかったりするのですが、さすがですね。
この日も最後にはみんなで作ったものを見せ合う時間を設けました。
同じときに同じことをinputしても、どんな形にして取り入れていくのかはそれぞれ違っていて個性が出ます。
つまづいたことも含めてみんなでシェアすることで、次の創作のアイデアにつながればいいなと考えてこの時間を設けています。
シェアする時間をどうして設けているのか?については、自分の海外での体験談を交えながら別のページで詳しく書いています。ぜひこちらも読んでみてください
いよいよ4月15日からクラスがスタートです!
おかげさまで無事にオープンアトリエ(体験会)を終え、入会された生徒さんは現在16名です!
これからアトリエでたくさんの創作・表現をみんなに伝えていきます。
こども達がわくわくしたり、驚いたり、ちょっと苦戦したりしながら、自分の手でつくる喜びを仲間と共に共有していきます。
それはまちがいなく素敵な時間になるだろうと、オープンアトリエの回を重ねるごとに確信することができました。
オープンアトリエでみられた光景のひとつにで忘れられないのは、初対面にもかかわらず帰る頃にはおしゃべりしながら並んで歩いていった子たちがいました。
こんなふうに好きなことを通して仲間ができて少しずつ世界が広がっていくといいな、と勝手に思いを馳せていました。
いよいよ明日!
アトリエ ユモの仲間たちと過ごす時間を楽しみにしています