アトリエ ユモレスクは長野県松本広域圏の山に近い農村エリア、朝日村にあるこども向けのアート教室です。
車で塩尻市・山形村からおよそ10~15分、松本市内から20~30分の距離で(※場所にもよります)、小中学生を対象にしています。
アトリエ ユモレスクではこども達に毎月新しいことを紹介していますが、月2回のうち1回は自由創作の時間です
6、7月の自由創作の様子をシェアしたいと思います!
こども達それぞれ好きなことをやろう!自由創作の時間

アトリエには常にこども達が自由に手に取りやすいように材料や道具を並べています。
描く道具(クレヨン・鉛筆・ペン・水性/油性色鉛筆・絵の具など)、工作道具、粘土や紙(画用紙・和紙・模造紙・折り紙・セロハン・花紙など)、その他シールやビーズ類、スポンジ、ワイヤー、テグス、ストロー、木片、リサイクル材料etc…
こども達が興味を持ちそうだな!作品を面白くできそうだな!と思ったものはどんどん並べていきます。(常に同じラインナップではありませんが)
自由創作の回だけではなく、新しいものを紹介する回にも置いてあるので、こども達は思いつくままに他のものを組み合わせたりして遊びながら試しています!


小学生向け のびのびクラスでの作品です。
アイロンビーズを使ってパーツを自分で作ったり、いろんな素材を組み合わせています。
「こういう風にしたいけど、どうしたらいいですか?」と相談してくれて、試行錯誤を繰り返し、2回分の時間で仕上げました!


前回できるようになった「オリジナルスタンプづくり」に再チャレンジする子もいました。
「粘土やりたーい!」と言った後にすぐ別の工作に取り掛かることも。
こども達の「やってみたい」や気まぐれでもあるので、やりたいタイミングでやりたいことを。何に取り組みたいかはそれぞれの「やりたい」にゆだねています。


こども達は材料を見つける名人です。
ツルツルしたものに描ける道具、貼り合わせるのに適切な接着剤を教えます。
しかし全部先回りして正解を教えるのではなく、自分で失敗して「あれ?取れちゃった。なんで?」というのも大事だと考えています。




もくもくと自分の得意なことをする子もいます。
リラックスしながらアトリエにある本を読んで、アイデアを探したり何かを吸収しようとしている姿も見られます。

自由創作の日のはじまりには、わたしから「最近みつけた面白いもの」を紹介する時間があります。
国内外のアート、というと仰々しいですが本や展覧会、SNSも含めて「おもしろかったよ!」とか「これはみんなの参考になるかも」と感じたものをシェアするようにしています
そこで見せた動画に興味を持って、「わたしも筆箱つくりたい!」と取り組んでいた子もいました。

アトリエで実現できるデザインに置き換えるところはお手伝いして、大きさや柄の配置をじっくり考えていました。
次回アトリエに来る時には、また違うことがやりたい!となっているかもしれませんが、じっくり取り組んだこの時間は間違いなく力になっているはずです。

繰り返し同じテーマ《紙人形づくり》に取り組み、どんどん自分で改良していく姿も見られました!
はじめに教えたやり方はシンプルなものでした。
しかしこの様子をみると、もっと発展させたやり方もできそうだな!と感じました。
わたしもさらなる最新情報をインプットして一緒に作れるようにしておこうと思います