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6月のアトリエ 野外スケッチをして大きな風景画にチャレンジしました

こども絵画工作教室 アトリエ ユモレスク 野外スケッチの様子

こんにちは。アトリエ ユモレスクは長野県松本広域圏の西側、朝日村にあるこども向けのアート教室です。

6月のクラスでは、いつものアトリエを飛び出し、広大な山と木々とお花の景色が揃う公園で野外スケッチをしました

ということで、この日はアトリエから車で10分の場所、信州スカイパークへ集合〜!

普段のアトリエのクラスでは、スペースのキャパシティの都合や、人に見られていると緊張してしまうお子さんもいますので、親御さんの見学はご遠慮いただいていますが、

今回は広〜い公園ですので問題なし!たくさんの親御さんがクラスを見学していかれました。

デモンストレーションの様子やクラスの最後にみんなでどんなことをしたか見せているところ、私がどんな風にこども達に接しているか、などクラスの様子をみなさんと共有できたのもとても良かったです。

親御さん達は興味津々で見学していたりお子さんと並んでスケッチをしてたりと、ゆるやかにみんなで見守るとてもいい回になりました。

また、ありがたいことに親御さん達が記録写真をたくさん撮っていただき、普段記録にも残せてない姿も多く残せたので、ここでも紹介したいと思います♪

クラスの前半は公園にある小さい植物をスケッチしました!

まずは自分より小さいものからです。

6月初旬の公園には ちょうどバラ園も花盛り

その他にもたっっっくさんの草花が見頃で最高の季節なので、スケッチするモデルは無数にありました。

まずはデモンストレーションで植物スケッチの手順やどれくらいラフに描くのか?の加減を実際に描きながら伝えます

描きたい主役を決めたら、パステルを使って大きく捉えて。

スケッチだからこそ、ラフに、気負いなく描き込み過ぎず…

広い花壇の中を歩きながら それぞれ自分で「いいな」と思うものを見つけて、いくつかの植物を描いてもらいました。

バラのアーチひとつとっても、華やかなバラだけではなく、バラの足元には面白い模様の草があったり、小さな小花があったり、注目する対象はこども達それぞれです。

はじめはスケッチすることに戸惑っていた子も、枚数を重ねるごとに どうやって見てどう描くか?を飲み込んでいったようで良かったです。

クラスの後半では、観察する範囲を広げて目の前の風景を描くことにチャレンジ!

顔を上げて 視界を広くしたら何が見えるでしょうか?

バラのアーチが連なるバラ園もありますし、花壇が広がる石造りの道も、大きく広がる芝生も、その奥の森も、飛行場も、山並みも、大きな空と雲もあります。

写真を撮るように、 スケッチするフレームを覗き込みながら広場を歩き、それぞれが自分の好きな景色を見つけてもらいます。

自分が「いいな」と思った景色を長方形に切り取るイメージで、大きな画用紙にスケッチしてもらいました。

ここでも、私のデモンストレーションでパステルでラフに大きく捉えていく手順を見せてから、取り組んでもらいました。

最初は遠足気分で賑やかだった子達も、すっかり集中して描いていました。

バラ園全体を捉えようとする子、大きくひらけた飛行場と山の景色をワイドで見ている子、重なる山並みをクローズアップして描く子、並ぶ木々の枝葉をメインに描く子… 

見ている景色、魅かれる景色はさまざまでした。

隣で見守るお母さんの様子も描いてみたり、その場には居ないキャラクターを登場させてみたり、時間を変えて幻想的な夜をイメージしている子もいました。

みんなのびのびと描いているようで、本当に嬉しかったです。

「画用紙の上はみんなの自由だよ」

「見えてるものを全部描かなくていい、消してもいいし増やしてもいい

これは今回 声を大にして伝えました。

絵の中は自由ですから、自分の描きたいように描けばいい。わたしは それこそが楽しいと思っています

なので、風景画のスケッチだからといって、見たまんまを描かなければいけない なんてことはありません。

(「写生大会」と言われたらそうかもしれませんが)

描くことの楽しさを持ち続けてくれたらいいなと思っています。

クラスの最後は、いつも通りみんなでどんなことをしたか見せ合いっこの時間です。

描いた画用紙を見せながら、それぞれがどんな景色を切り取って どんな風に頑張ったのかをシェアし、スケッチ会を終えました。

実はずーーーっとやりたかった野外スケッチ会。

なかなか色んな条件が合わず、アトリエ3年目にようやく叶いました。

(もくもくクラスだけは近所の公園で一度やりましたが、全員では初!)

風景画に取り組むという目的だけでなく、外の ひらけた空間で絵を描くことの気持ち良さを感じてもらいたかった、というのも大きいです。

さらに 小さなきょうだいも一緒にバラ園を散策していたり、真剣にスケッチする様子を後方のベンチでニコニコと見つめるお父さんがいたり、親子並んでスケッチしている姿もありました。

この機会をご家族でも楽しめたようでとても良かったです

熱中症トラブルもなく終えられたのは親御さんが見守っていたことも大きく、その点でも感謝です。

さて次回はアトリエで絵の具を使って仕上げていく様子をアップします!

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